フリースクールララバイ

小3からフリースクールへ通い出す娘のストーリー

発達障害と言われた方が楽になる世の中

 

最近周りに

自閉症スペクトラムと

診断された子供たちが多くて

普段の様子とかよく見てるのですが、

本当にその子その子様々です。

 

これという診断名が

お医者さんもよくわからない?

それらをざっくりまとめて

『自閉症スペクトラム』

にしていると言ってもいいのでしょう。

 

ぎんちゃんも

最初のA病院での検査結果は

「自閉症スペクトラムではありません」

(ただしHSCには入るでしょう)

とキッパリ断言されたのに、

 

別のB病院では、

A病院でもらった『WISC知能検査』の

結果用紙を渡して診てもらったら

「自閉症スペクトラムです」

と診断されました。

 

どちらの病院でも

ぎんちゃんの普段の様子を同じように説明してます。

 

ぎんちゃんも診察のとき

どちらの先生とも同じように会話をしています。

 

わたくし、ミチル、

B病院で先生に

「HSCではないですか?」

と訊ねました。

 

先生は

「まあ、それは外国の先生が言っているだけで、この症状は自閉症スペクトラムに入るよ」

とおっしゃってました。

 

ぎんちゃんの場合は、

五感が人一倍敏感。

コミュニケーションも人の気持ちがわかりすぎるが故に言いたいことが言えなかったりするから我慢しがち。

自分はダメなやつだと自分を責める。

それらが精神的負担になって鬱っぽくなる。

などで。

 

一見ちょっとわかりづらいのは確か。

 

私も色々調べました。

 

自閉症スペクトラムの本を何冊か読んでは

ピンと来るような来ないような。

 

でもHSCの本を読んだときに

雷に撃たれたような衝撃がありまして。

これだー!と。

 

しかし実際、

自閉症スペクトラムと診断されたわけで。

 

ただ世の中的には

自閉症スペクトラムなんだと言うと

学校に行けないと言っても

かわいそうに、仕方ないね

みたいな感じになりました。

 

その前は、

ただの『わがまま』と言われてました。

 

ぎんちゃんの症状は変わらないのに

診断名がつくと途端に皆優しくなる。

 

診断を受けて一瞬、

発達障害か。。

となりましたが、

結果的には楽になりました。

 

B病院に行かず

最初の病院の診断結果のままでいたら

ただの「問題児」レッテルを貼られたままだったのかな。

 

そう思うと

世の中に生きづらさを感じている人は

あなたは発達障害です。

と言われたくなる気持ちもわかります。

 

発達障害なら

色々出来なくても病気だから仕方ない。

自分が悪いわけじゃない。

となりますからね。

 

ただB病院の先生は

「生まれ持ったもので、ぎんちゃんは病気ではないよ」

ともおっしゃっていました。

 

因みにHSC/HSPは5人に1人いると言われてます。

意外に多いです。

本では、似てるけど発達障害ではないとありました。

 

色々出来なくて悩んで病院に行ったけど、

あなたはなんでもありません。

と言われる人もいるでしょうし、

 

あなたは発達障害です。

と言われてもしかしたら薬まで渡されるかもしれない。

(うちは薬はもらっていません)

 

結局何が言いたいかって

 

そもそも悩んで病院行くのも

薬をもらって安心するのも

なんか違うような気がするってこと。

 

だから、

ぎんちゃんも自閉症スペクトラムって

言われて確かに楽になったけど、

それがそもそもおかしくないですか

ってことです。

 

楽になるって?

そんな窮屈な日本でいいのですか。

 


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